糖尿病は非常に現代的疾患であり、年々患者数は増加しております。
しかしこの疾患は非常に誤解されております。
例えば様々な合併症を起す怖い病気である
→そんなことはありません。
きちんと管理されればほとんど心配ありません。
また食事は減らせば減らすほど良い。
→そんなことはありません。
必要量は食べて下さい。
食べ過ぎがいけないだけです。
また運動が必要だということでスポーツをしなければと悩んでる高齢者。
→そんなことはまったくありません。
以上のこと以外にも適切な指導がとても大事なのです。
一番大切なことは「ドロップアウト」=「病院に来なくなること」を避けることです。
多くの糖尿病の患者さんは非薬治療で管理されております。
必要に応じて内服やインスリン治療を行っております。
糖尿病は決して恐い病気ではなくきちんと指導を受ければ一生合併症なしですごすことができます。